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サイバー遊民

日々遊んで暮らしたい。

保育園が建つことによるデメリット。老害、老害と言っている阿呆は試しにお前が保育園の隣に住めよ

雑記

こんにちはDai5です。

保育園が近くに立つと、騒音で迷惑だという話で賑わっています。

twitterやブコメなどを見ていると、「うるさいのは老害だ、未来ある子供たちなんだからお前らは引っ込んでろ」的なコメントをよく見かけるが、僕は、今回は君たちが言う老害側を擁護しようと思います。

 

 

そもそも困るのは老害ばかりではないという話

○地価が下がる

まずやたら「老害が、老害が」とその土地に先に居着いている老人を目の敵にするような発言が多いのですが、老人はあくまでも一部であって、保育園が建って困るのはそれだけではありません。

老害、老害と先入観なのか、誰かの発言に踊らされているからなのか、それだけしか見えていない阿呆は一度、保育園が建つとどのようなデメリットがあるか、どんな困る人がいるのかを、自分がその人の気持ちになって考えてみるべきです。

 

まず一番困るのは地主や不動産オーナーです。

 

保育園が建つと「周りの地価が下がる」というのは有名な話です。

「できれば静かなところに暮らしたい」と考えるのは誰しも一緒でしょう。あなたは保育園が近くにあって「お!元気な子供たちだな!僕もこの元気な子供たちの声を毎朝聞いて元気をもらおう!」なんて思いますか? 僕はちょっと無理ですね。朝弱いのでイライラしちゃいます。

 

たいていの人は、「うわ、保育園あるし」と思って不動産屋さんに「ここ騒音とかってうるさくないですかね?」と訊ねるはずです。うるさいのであれば、誰もその賃貸物件に入らなくなりますよね。

 

不動産に人が入らないとなると、一番困るのは不動産オーナーです。

僕も今月都内に引っ越すのですが、そこで不動産屋さんに聞いた話が、都内では約7~8割の不動産オーナーがローンを組んで経営をしているのが現状のようです。つまりは「借金を完遂していて、あとは資産を増やすだけ」というオーナーはほとんどおらず、皆何かしらのリスクを背負っているのです。人が入らないだけではなく、既に入っている人からのクレーム対応や家賃引き下げも余儀なくされてしまうでしょう。

 

人が入らないだけでなく、地価も下がるので売却も難しい。となると不動産オーナーには不利益だらけです。

 

地価が下がって損をするのは不動産オーナーだけではありません。その周囲の地価が全て下落するので、土地を持っている人全てが損をします。

 

○困るのは老害だけではない

上記でも述べたように、なぜか老人ばかりに矛先が向かっているようですが、困るのは静かに暮らしている老人ばかりではありません。

昼間家にいる主婦やフリーランス、在宅ワークで働く人、夜勤の人。

 

よく「子供が騒がしいのは昼だけなんだから我慢するべき」という他人ごとも甚だしい言葉を目にしますが、もし自分が夜勤のある仕事だとして、ようやく仕事も終わり、ビールを片手に一息ついてから、眠ろうと思ったとき「子供の声が耳に障って眠れない」となったとき同じことが言えますか?

 

僕は保育園の近くに住んだことがないので、実際にどれだけうるさいのか知りませんが騒音でいうと、一度大学生のころ、昼夜逆転の生活を送っていた時期に、隣のマンションの工事が始まり、朝の八時から騒音が鳴り響いて相当なストレスを感じたことがあります。

5時ごろに寝たと思うと8時にはドリルの音で起こされました。テレビの音も何を言っているか聞こえませんし、昼間に家にいる時間はずっとイライラしていました。耳栓も少しマシになる程度であまり効果はありませんし。

もしマンション工事ほどではないにせよ、同じようなストレスをそこに住んでいる限り半永久的に受け続けるとしたら僕はちょっと耐えられませんね。1ヵ月半とか期限付きならギリギリ我慢できますけど。

 

フリーランスや在宅ワークで働く人も集中するために静かであるということは重要な事だと思います。静かになってから仕事をして、深夜に寝るというリズムに切り替えても、上記のように朝からまた騒音で起こされるということにもなりかねません。

 

まあ「寝れない」「集中できない」ほどの騒音になるかというのは、実際にどうかは知りません。窓を閉め切って生活すれば気にならない程度なのか。それとも窓を閉め切っていてもうるさいのか。そこは不動産の防音設計や保育園との距離、保育園の防音環境にもよると思います。

 

つまりは、実際に保育園ができるまでは、どれほどの騒音か誰にも分らないということです。そのあたりが不透明なだけに近隣住民からすると、「生活リズムが崩れ、仕事や体調に影響が出るかもしれない」と最悪のパターンも想定せざるを得ません。

 

「生活リズムが崩れ、仕事や体調に影響が出るかもしれない」というリスクがただ増えるだけに対して保育園が建つことでの近隣住民に対するメリットはほとんどありませんしね。子供の生まれたばかりの夫婦くらいではないでしょうか。

 

もちろんこういった問題はメリットデメリットの問題ではないでしょう。ですが「許容できる範囲」に地価の下落が抑えられる、騒音が抑えられるという確実な補償がなければ、ただただデメリットだけを押し付けられて文句を言わない方が僕はどうかしていると思いますけどね。

 

所詮は他人事で、僕は今のところ実害を受けていないので、もし従妹の保育士に「保育園が建つように署名してほしい」とか「協力してほしい」と頼まれれば、一転打って変わって保育園擁護側にすぐに寝返るでしょう。

 

しかし、もし「自分の住んでいる隣に保育園ができる」となると僕は断固として反対しますね。

だって、静かに暮らしたいんだもん。

 

老人も静かでいい環境だからってここに居着きはじめて、何十年と今までずっと静かに暮らしてきたという背景があってですよ、それで「来月から工事が始まって昼間うるさくなるし、保育園が完成したらこれからずっとうるさくなるけどごめんねww」みたいなリスクだけ押し付けられて、「ちょっと待ってくださいよ、そりゃひどいでしょ」ってなると「老害はこれだから」と非難されているように見えるんですよね、僕には。

まあ妄想癖が過ぎるというのはあるんでしょうけど。

 

「僕達もまた奇声をあげたり騒ぎを起こしたりして成長してきたので、それを忘れてはならない」と言われるとまたその通りで、僕は特にやんちゃな少年だったので、保育園だけでなく近隣住民皆々様にご迷惑をおかけして育ってまいりました。

そのあたりは仕方がなく、だからこそデメリットだけを押し付けられることに対してある程度僕達は寛容である必要があります。

あとはその許容範囲の模索と説明が必要です。

「防音対策がしっかりしていております。ほとんど声は気にならないでしょう。お昼のお散歩の時間に外に出かける際など30分ほどご迷惑をおかけするかもしれません。帰りに大きな声で歌ったりすることがないよう強く言い聞かせる教育をします」

という説明があると同時に、騒音レベルのしっかりとした検証とこれくらいの騒音ですという具体的な例。など、ほとんど毎日慢性的にストレスを受ける環境ではないという保証があれば、近隣住民の反対も減るでしょう。

 

まあ、他にもママさんが道で井戸端会議を長々とやって邪魔だとか、子供を迎えに来た親で狭い道が渋滞したり、違法駐車をして迷惑だったりあるみたいですけどね。

 

そのあたりの対応策も必要です。

 

住んでいる人に迷惑をかけないというのは、どこに住む上でも、そして誰でも当たり前のことで、それが保育園だからといって「全て許容すべき」というのは何か違うんじゃないかなあと思ったこの頃でした。

 

メリットとして、国が近隣住民への補償金や、家の防音設備工事のお金を出してくれるみたいなやつ、財源確保してやるといいんじゃないですか?