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面接が苦手な君へ、面接通過率100%の僕が教える面接で好印象を与える方法

「就職活動を頑張っているんだけど、なかなか就職に結びつかない」という皆にむけて、お兄さんが一つ、面接のコツをアドバイスするよ。

ただ、未経験とかでも採用とかポテンシャル的な話ね。スキルで足りない場合はふつうに落ちるよ。

面接だけなら採用率100%

何を隠そう、お兄さんは面接のみ採用においては合格率100%なんです。

試験や技能テストでは「あきらかにこりゃ無理だな」と感じてやっぱり駄目だったことは何度かありますが、面接とちょろっと書く小論文や作文といった課題においては外したことがありません。

15の時、年齢を18と偽り、偽造の書類で採用されたアルバイトの面接に始まり、僕はなぜだか面接にはめっぽう強く、200人の応募の中から1人採用が決まったこともありますし、前の会社もなんだかんだいって50人の中から選ばれた1人でした。

まあ、賢い人は面接で「あっ…ここ……」ってなって辞退したのかもしれないので、僕に「そういうのまで見極める方法を教えてくれよ」って言われても、残念ながらそういった心眼は持ち合わせていません。まあ印刷業界はやめとけとしか良いようがありません。

印刷業界のブラックな現状と働きにくい7つの理由。転職先に向いている仕事とは?

在職中にしれっと職場を放棄し抜け出して、面接にいった今の会社もすんなりでした。

もし「面接が苦手なんだけど……」って人がいたら、僕が面接の時に心がけているいくつかのチェックポイントを教えるので試してみてください。

 ①面接には体育会系が有利。体育会系っぽく行け

「ぅおっす!しゃす!」みたいな感じじゃないよ。

「いや、でも僕完全にワンパンで死ぬ系男子でヒョロガリなんだけど…」とかも気にしなくて大丈夫です。

体育会系が好まれる理由っていうのはちゃんとあって、体育会系って上下関係がしっかりしている上に、何か物事に打ち込んできたという熱量を持っている人間が多いからです。

高校の野球部とかを想像してもらえば分かると思いますが、朝練で早朝から学校に出てきたかとおもうと、昼は授業を受けて、また夜まで野球。土日も一日中野球をして、夏休みも冬休みも毎日野球。休みはお盆と正月だけ。

そんな、年休15日を切るブラック企業よりも厳しい環境に身をおいているから、体力もブラック耐性もあるので長時間集中して働けます。

社会人というものは体育会系が基本的に向いているのです。

あと、面接を長くやってきた人に直接聞いたこともあるのですが、素行の悪くなさそうな体育会系を優先しているという話はやっぱりありました。それで、上記のようなことを聞いたわけなんですが、別に無理して今から身体を鍛えろ!とかそういうわけではありません。要は面接のコツとして、体育会系っぽいことが大事なのです。それだけで十分受かります。

僕はスポーツは長年やってきたけど、大学では文学部で文芸をやっていたような脱体育会人間なので、そこまで体育会系ってわけでもありませんからね。でも、面接とかになると体育会系が明らかに優遇されるっていうのはよくわかっているので、いつもそれっぽく偽っています。

髪型も前髪が目にかかるロックな感じを面接前には必ずちょっと爽やかな短髪が少し伸びたくらいの髪形にします。別にそこまで打ち込んできたわけでもない野球の経歴を大げさにスポーツ暦に書いたりしますし、あと体育会系独特の前しか見えてない感を出します。要するに何か目標があって、御社でこういうことがしたいです!今まではこういうことをやってきて、今はこういうことを勉強しています。っていう熱い感じを出せれば100点満点!

もちろんそんな勉強はやってないし、これからやる予定もない。

入ってから必要そうなら勉強すれば良い。それで十分間に合います。

あれ、結構基本的なこと言ってますよね僕。

②なにより一番大事なのが最初の挨拶だ

面接というものは、入ったときに、体育会系的な根が良さそうな笑顔を作れて、それでいてハキハキと「今日は、よろしくお願い致します!」と言えるかどうかで決まったも同然です。正直言うとこれが一番大事で、出来てない人は満遍なく落とされます。最低限これだけはしっかりとやろうというのが挨拶です。

というより、これをやらないと相手もかしこまっちゃって、話しにくい雰囲気になります。実は面接というのは、自分からばんばん話すのではなく、相手にどれだけ気分良く会社のことや雑談で話をさせるかで決まってくるのです。

インパクトのある事を言うのも印象に残るコツなのですが、それより相手に沢山喋らせたほうが印象に残るのです。
こちらのやりたいことを長々と伝えても正直印象には残りません。
相手が疲れるまで話したくなる、たくさん喋って満足感がある場合というのが一番印象に残っているものなのです。

圧迫面接の場合は知りませんが。

 ③笑顔!基本的に楽しそうに話を聞け。あとうなずけ

僕は一時期脚本家として売れたかった時期もあり、俳優たちと触れ合う事が多く、レッスンにお邪魔していたことがあります。

僕は仮オーディションの面接官という役で、オーディションの練習に付き合うこともしばしばだったのですが、やっぱり好印象なのは僕の話を目を真ん丸くして、真剣な目で肯いたり、微笑みながら聞いてくれる人でした。

印象が良い人に、どういったコツがあるのか聞いてみたことがあります。その人が何をやっていたかというと、好印象を与えるために、毎日笑顔の練習というのをやっていて、常に口角を上げるために割り箸を口にくわえて微笑む練習をやっていると教えてもらいました。

それから僕もそれを参考にして、人の話を聞くときは常にワクワクしている感じで、口角を上げながら聞くようにしました。そっちのほうが相手が乗って喋ってくれ るからです。

なんだったら動画をとってもいいかもしれません。自分の印象が良いか悪いかというのは案外客観視できていないものです。笑っているつもりでも、ニヤケているだけのように取られてしまったり、ちょっとぎこちなくて疲れたような笑いだったりすると逆効果ですしね。

あと、僕もそうなのですが、人との会話にずっと集中するっていうのはかなりの体力がいるものです。僕はよく集中力がきれて別のことが頭に浮かんできます。

「あーそういえば、駅前においしそうなラーメン屋あったなー」とか。

うん!そんな人でも大丈夫!聞いてなくても良いから、とりあえず口角をあげて肯いておけ!うなずくと、相手は自分の話を理解し、親身になって聞いてくれているような気がするものです。

僕も社会人になってから面接官として採用面接を行う機会がいくらかあるのですが、基本的に陰キャはよほど択一したスキルがない限りはまじで取りません。

よく、かしこまりすぎて笑顔もなくって「あ、はい……。私の経歴としてはですね…」みたいな陰キャ丸出しの人間がいますが、かしこまり過ぎるのは社長とか役員が出てくる最終面接にとっておきましょう。1次や2次面接で出てくるのは、人事や現場の人間だったり少し年上の人間なのでそこまでかしこまる必要はないです。

僕の場合は「最近の趣味は何ですか?」みたいなことを聞かれたときに「DIYにはまってまして、最近キッチンをフルカスタムして棚もつくったんですよー」といってスマホを取り出して写真を見せたりします。担当の人が「すごいねー!」って盛り上がってくれます。

こういうことすると結構印象にのこるんですよね。こうやって趣味の成果物を見せたりするのもパーソナリティを知ってもらえるのでオススメですよ。

ちなみにこの写真です。

④雑談を仕掛けろ

案外これをしない人が多いです。

就職活動とは自身を売り込む営業です。

デキる営業は、仕事の話5%と95%の雑談で仕事が成り立っています。それと同じです。全く仕事と関係ない話で大丈夫。

「どうして、当社に入社を希望されたのですか」

とか聞かれたとき、一通りテンプレっぽいことを言った後、

「あと、御社のレクリエーションで休日にはたまに野球をされていると知って」

などと最後に言っておけば、「お、君、野球が好きなのか?」とか雑談の方向に持っていくことができます。相手の雰囲気を見て仕掛けてみましょう。

⑤座り方は椅子の半分に尻を乗せるだけ

このあたりは、面接対策で習うと思うのですが、やっておいたほうが良いので一応書いておきます。

椅子に深く腰掛けてしまうと、どうしても背もたれに背中を預けてしまうことになるし、背もたれがない椅子でも、背筋が曲がってしまってだらしなく見えてしまいます。

椅子の半分にお尻を乗せるだけなら、バランスを保とうとして背筋が自然と伸びるので真面目な印象を与える事ができます。これも俳優のオーディション対策の時に聞きました。

⑥スキルは盛れ、しかし全く分からないときは正直に分からないと言え

ワードやエクセルが使えるのは当たり前としても、普通に使う分にはグラフや計算くらいでしょう。うん、「VBAとマクロが組めます」まで言っても大丈夫です。採用が決まってから勉強すれば良いし、「こういうマクロ組める?」って業務で聞かれたら、Google先生に教えてもらいながらやれば案外すぐにできます。できなきゃ友人に頭をさげて外注するべし。実際僕もぶっつけ本番でマクロは組めたので大丈夫です。

ただし、触った事もないソフトや全く知識のない分野のことについては正直に分からないと言いましょう。前に、印刷技術が全くないのに「できます」って入ってきた人は1週間でクビになったのを見たことがあります。

⑥+αで金融・経済の話ができると強い

就活生は日経新聞を読めとはよくぞ言われたもので、僕の当たってきた面接官の多くは何故か経済の話が好きでした。

これは僕の体験談なのですが、FXをやっていると就活で金融や経済の話についていけるし盛り上がれます。僕は少量の取引で良いのでFXをやることをオススメします。

なぜかというと、FXをやると負けたくないので、とにかく経済の話を貪るように取り入れるようになります。実際に多くの就活生と知り合いになりましたが、日経新聞を読んだところで、就職活動の一つの作業として一時的に興味もなく記憶しているだけにすぎない人がほとんどでした。基本的に彼等に引き出しはありません。読んだ内容を「ただ知っている」というだけで、あまり知識として繋がっていないのです。

ところが、FXで実際にお金を市場に投資していると、嫌でも興味がわきます。いつ緩和がはじまってレートがぶっ飛んだのかの日付までしっかり記憶に焼きつきます。僕も結構儲けさせてもらいました。毎朝九時から日経平均の細かな動きも気にするし、ロイターやアナリストのレポートも毎日読むようになります。

とにかくこれが就職で死ぬほど役に立ちました。

印象的なのは他の人が「日本の企業の展望」とか「業界の展望」についてを聞かれても、少子化とかそういう話でくくるなか、金融や世界経済の話を織り交ぜながら答えると、食いつきが全く違ったことです。たぶん「少子化」とか言う人が多くて聞き飽きていたのかもしれません。

僕は株の事は良くわかりませんが、もしかすると株でも良いかもしれませんね。業界のことに詳しくなるので。

とりあえず何か投資をやってみることをオススメします。

……とまあ僕がざっくりとあげられるのはこんなものです。

あとは自分が何をやってきて何に熱量を向けてきた人間なのかをしっかりと伝えることができれば大体受かると思います。

それと、これは好印象を持たせる方法なので、スキルが足りない場合はやっぱり落ちます。僕も実技で何度か落とされたことがありますし。

でも、「次の就職先が決まらない……」といっている大学時代の同級生より、「もう俳優は諦めて働くわ」ってな大学中退の俳優の友人たちのほうが、面接にすんなり通って良い企業で働いています。そう、印象って結構大事なんですよ。

あと転職なら転職エージェントを使うのが一番です。
面接対策をエージェントの人が教えてくれますし、担当のエージェントから電話でヒントをめっちゃもらえます。

・面接官の方がどんな人か。
・会社的にはこんな人間を求めていて、どんな気質の人間が多いのか
・最近受かった人はこんな性格でこういう質問に対してこういう解答をした
・逆に落ちた人は、こんな性格で、こういう解答をしたから駄目だった。
・こんな会社の制度や1年くらい働いている人の気持ちはこんな気持ちで働いています

などなど。

というかこのヒントで僕も面接通ってきたようなものですから。

あとエージェントから企業の方に「この方は熱意がすごくて!こんな経験があって!」みたいな感じで売り込んでくれます。

オススメはマイナビエージェント。担当の方がめっちゃ熱く親身になって担当してくれます。

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