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サイバー遊民

日々遊んで暮らしたい。

勇者になれなかった僕はボクシングをはじめました。

ボクシング

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 「あなたは勇者なの。旅立ちなさい」
 16歳の誕生日、アリアハンのとある家族の一例のように、何の前触れもなく大きなイベントがもたらされるのではないかと、にわかに期待を膨らませていたのを昨日の事のように思い出します。そんな僕も先月誕生日を迎え、ついに26歳になりました。時が経つのは早いと感服させられるばかりです。

 結局、バラモスを倒すこともゾーマを討ち滅ぼすこともなく普通の会社員になった僕は、剣も魔法もないリスク管理の行き届いた会社と、海を渡ったりラーミアの背中に乗ったりすることもない平坦な生活の中にいます。そんな中、運動不足がきっかけでボクシングジムに通うようになったのが去年の12月頃のこと。

 大学を卒業してから数年が経ち、まったく運動のない生活に僕の体重は増加の一途を辿っていました。割り箸を擬人化したような儚くも切ないマイボディは、気がつけば豊潤な中年のソレ一歩手前にまできていたのです。
 かつての紅顔の美少年の面影はどこに求めようもありません。具体的な数字をあげてしまうと59kgが67kgになっていました。

 「ここ3年ほどで身長が2cm伸びたので、体重が増えるのはいたしかたない」

 そう自分に言い聞かせるのにもそろそろ限界がきていたのです。これは気合を入れて引き締めねばいけない、と思い立ち上がったのでした。

 

■ボクシング楽しい

 健康会員として週に1~2回通うはずであったジムには、気がつけば週に4~5で足しげく通うようになっていました。疲労困憊の日以外は毎日通っています。最初は単純に良い汗をかけるという楽しさでした。

「良い汗かいた」

 嗚呼、なんて中年サラリーマンに馴染む言葉なのでしょう。まだ中年には早いですけど。

 そんな良い汁を出すうち、体力がついて長く動けるようになること、パンチのキレが上がっていくこと、いろんなコンビネーションを覚えていけること、シングルボールがリズムよく打てるようになっていくこと、などなど技術の向上が楽しくなっていったのです。

■ボコボコにされる

 しかし、楽しいだけがスポーツではありません。健康会員からいつの間にかプロアマの中に混ざって練習するようになっていた僕は、ある日スパーリングでボコボコにされてしまいました。

 悔しい。

 普段、起伏の少ない生活の中で動いた久しぶりの感情でした。この一戦をきっかけに、もっと機敏な動きや手をだされない場所に移動しながら打つなどを考えるようになりました。

 それと、良い感じのが顔面に何発か入ったので、1週間近くちょっとふわふわとしていました。説明しにくいですが、なんだか言葉がうまく出てこない気がしていました。

 これがパンチドランカーというやつで、一生これが続くのだろうか。もしかして、僕自身気が付いていないだけでちょっと言動とか輪島さんみたいになっているんじゃないだろうか!!

 僕は関根勤がやる輪島さんのモノマネを頭に思い浮かべて戦慄しました。

 一週間で治って本当によかったです!!

 でも、やっぱり壊れてしまう人はたまにいるそうなので、集中力は切らしちゃいけないなあと思いました。

ライセンスほしい 

 せっかくやっているのですから、プロライセンスがほしい。

 何か目標がほしいですしね。

 とりあえずは、それを目標にがんばります。