旅行をするにあたって調べたとき、どのようなスポットに行けば良いか迷うことはありませんか?
美術館……うーん別に興味ないしなあ。
寺や教会は正直どこも同じようなものだし、橋……橋ねえ。
うーん。何をすれば良いんだろう。
目的もなく旅をしようとすると、「ただ、楽しかった」だけで得られる物もそれほど多くはありません。
充実した旅行にするためには、自分が何をしたいのか予め知っておく必要があります。その中で何十個とあるスポットの中から取捨選択して自分の目標と合った場所を選ぶことが、旅を有意義にするコツです。
それでは、僕が掲げている8つの目的をあげてみますので参考にしてみてください。
①その地の特産料理を食べる
旅の醍醐味といえば食です。
旅と食は切っても切り離せません。
正直に言うと東京にはなんでもあります。東京だけでなく、ある程度の都市部に行くとなんでも食べられます。
北海道のホッケだって広島のもみじ饅頭だって売ってますし、タイ料理やベラルーシ料理まで食べることができます。
しかし、現地で食べた方が断然美味しいと感じます。
たぶん実際の味は大差ないのでしょう。それでも旅では何倍にも美味しく感じられるのです。この旅でしか味わうことのできない+αを味わうことこそが旅の楽しみだと思っています。もちろん、現地と東京では味が全く違って「やっぱ、現地だぜ!」ってことも多々ありますよ。
②チェーン店ではない風情ある独特の喫茶店や、面白いバーに行く
森の中にあったりする趣のあるカフェや、そのコンセプトで盛り上がれる面白いバーは日常を忘れさせてくれます。
僕はカフェやバーが好きなので、秋葉原で一時期よくコンセプトバーやカフェを探していたことがあります。ガンダムカフェからBLバーにまで足を運んだことがあります。
楽しいのでカフェめぐりは今でもするんですけどね。
でも現実はすぐ隣にあります。
なぜでしょうね、帰路につくと急に現実が襲ってくるのは。
旅の中では見知らぬ土地では丁度良い余韻を引きながら、宿の帰り道まで楽しむことができます。最終日の飛行機に乗ったあたりから現実は襲ってきますけどねw
僕の思う旅の醍醐味の一つです。
③朝にランニングして別の空気を感じる
旅先でのランニングは格別です。
夜賑わっていた繁華街は嘘であったかのように静寂に包まれ、街はまた違った一面を見せてくれます。街を下って海岸に出て、冷たい砂浜を裸足で走るのも良いでしょう。
薄らと朝日が上がるのを見ながら宿に戻り、シャワーを浴びます。(温泉付きなら朝風呂に入ります)
珈琲を飲んで充実した一日の始まりを感じながら朝を楽しみます。
④地元の人と交流する
バーや飲み屋などに行ってカウンターに座り、地元の人の話などを聞いたり突拍子もない話題で盛り上がったりします。旅で一期一会を楽しむというやつです。
その土地の方言を教えてもらったり、どんな生活をしてるのか教えてもらったりしますし、隠れ美味しい店とか面白いスポットとかネットやパンフレットで調べる以外の情報を知る事もできます。
鉄板のネタを何個か持っておけば話題には事欠きません。僕はボクシングをやっていたり、ルームシェアをしているということもあってそのあたりの話をすることが多いです。
まだ実現していませんが、海外で地元の人たちと肩を組んで飲んでみたいです。
⑤温泉に入る
旅に出ると必ず温泉に入ります。
旅の疲れを癒すということもありますが、温泉自体が好きで月に二度ほどは近所の温泉に行くので、旅にはかかせないものとなっています。
海外にも日本ほどではありませんが温泉はあるようで、水着を着れば入浴することができます。
ヨーロッパには1500個所ほど温泉があるそうなので、案外調べれば行く先々で温泉を見つけることができるでしょう。
⑥地酒を飲む。
飲食が多いですねw
地酒の酒造やワイナリーなどがあれば足を運びます。
海外ではペルーやボリビアでトウモロコシのお酒、チチャを飲んでみたいです。
「大地の恵みに感謝して、まず一口目は地面に捧げてから飲む」とかっていうのを
10年ほど昔に「世界の車窓から」でやっていたのが、記憶の底にこびりついて離れません。
⑦文学的な何かをたどる。
文豪の墓や、小説の作品にでてきた場所をたどったりします。
文学青年的な旅の楽しみ方です。
歴史好きの城巡りやアニメ好きの聖地巡りみたいなものです。たまに好きなアニメ聖地巡礼にかわったりもしますがw
⑧写真や映像作品の素材を撮る
毎回、何かしら気に入ったものがあれば撮るようにしています。
特にテーマはないのですが、フリー画像として配布したり、何かに使えるだろうと思って保存しています。
こういうのとか作ってみたい。
ブログの画像とかもフリー画像を使うことが多いですが、撮り貯めておけば借りてくる必要もありませんしね。
どうでしょうか。
自分の好きなものを広げていけると旅は有意義なものになります。
お城に興味がないのにお城に行っても、旅の心地の良い気分と物珍しさはあっても、そこに感動やわくわくするような気持ちは生まれません。せっかくの旅ですから、旅かわくわくするような目的を持ってみてはいかがでしょう。