こんにちは、社内の王子様ことAlfです。
以前お伝えしたこの出来事。
ガールズトークに磨きをかけている僕が今日もまた懺悔することになりそうです。
よく自分中心の会話をしたがる人っているじゃあないですか?
いわゆる自己中ってやつ、自覚がないだけなのか誰も興味もない子供(周りは全員未婚)の話とか自分の好きな話題を延々とする人。
僕も気づくのが遅すぎたんですがそれが悪夢を再来させるとは夢にも思っていませんでした。
社員食堂でお昼を食べていた時のこと、同じ年齢の人妻と2つ下の同期
人妻は明るい性格で髪はロングでアゴが長く、くりっとした目で美人ではあるがかなりのミーハーというかスイーツ(笑)といった感じ。
それとは対極的に同期は髪はショートで目が細く
小柄で頭が良く育ちのよさそうな気品さと上品さも持つ大人しい女の子だが根は図太く強気な一面を持つギャップが印象的だ。
この二人の相性はというと、タイプが違いすぎて共通点を見つけるのが難しいほど
けして仲が悪いわけじゃないんだけど、
学校で例えるならクラスの中では間違いなく違うグループに属しているだろう、けして交わることはないタイプ。
スクールカーストでいうなら派手なほうが前者で地味なほうが後者かな。
僕はいつものように人妻の話を聞きうん、うん頷いたりヘェーと相づちをうちちょっとした知識を披露しあたかも興味があるふりをしてノってあげていた。
しかし、気づくと同期がいない。
あまりにも会話に入れないしつまらないので席を立ってしまっていた。
これはまずいだろうと思い次の日から同期に話題を振ってあげるようにしていた。
同期に話題を振ってふと横にいる人妻を見るとなぜか目が半泣きになっていたので、僕はあせって話題を合わして話を広げた。
つい人妻に釣られて話題を広げてしまうと、同期はまた席を立ってしまった。
「しまった、またやらかした」と僕は罪悪感にかられた。
その反省から僕は常に同期に話題をふっていじってあげるように配慮し、目配せをしてあげることにした。
するとどうだろう、彼女は最後まで席を立つことがなかった。
心の中でガッツポーズした。
しかし油断は禁物、少しでも人妻のつまらない話になると同期が疎外感を感じて席を立ってしまう。
そう思い会話をまわしていたが、横を見るとまたもや泣きべそをかいた人妻がいた。
もうその手には引っかからないぞと。
僕は学んだんだ、女の涙は信じられない。
「この女どんだけ自分中心じゃないと気がすまないんだ?」
僕はリミットブレイク寸前になっていた。
同期と話しの続きをしていると人妻が急に
人妻「私唐揚げ大好きなんだよね~」
と言い出した
僕「あー唐揚げ美味しいですよね」
人妻「だからよく家で作るんだよね」
僕「え~すごい唐揚げ作れるんですか?」
人妻「え、簡単だよ、作らないの?」
僕「1人暮らしだと油を引くのがもったいなくて、同期さんは作る?」
同期「私も作らないかな」
ここで突如鼻すすりながら泣き出す人妻
人妻「なんか今日のお弁当からかったみたい」彼女の目からはぼろぼろと涙がでていた
僕「!?」
同期「!?」
驚きすぎて目を真ん丸にし同期と目を合わせる
その後同期も僕も言葉がでてこない。
なにか悪いことをしたのかなと思いつつも嫌な沈黙が流れる。
あまりにも、泣く要素がなさすぎる、たかだか唐揚げだぞ?
何が何だかわからない
これは、あれか嘘でもいいから作ると言えばよかったの?
いま流行の承認欲求ってやつを満たしてあげるのが正解だったのですかね
ただ単に自己中な女なだけか?
それとも僕に気があるのか?
たしかによく会話のおりに旦那の愛情が足りてないんじゃないか?と感じたことはあった。
だが百歩ゆずってそうだとしても僕は興味ないし子連れ人妻を背負う覚悟など毛頭ない。
僕も馬鹿じゃあない、一歩間違った方向にいけば慰謝料と養育費が僕の肩に降り積もってくることくらいはわかる。
彼女は僕にどうしてほしいんだ?
そしてすぐ席を立つ同期も本心はどう思ってるんだ?
ああ・・・女心がわからない・・
どういう意味なんだい?
僕はただみんなで楽しめる空間にしたいだけなのに
人妻の話題ばかり広げてしまうと同期が孤立してしまう。
あちらをたてればこちらが立たない状態だ。
唐揚げに感情を揺さぶるなにかがあったのだとしたら彼女を楽しませることには成功したといえよう。
そういえば、今日の僕のお弁当、から揚げ入れてたな・・・・これ冷凍食品なんだけどな