体験談

働きたくない大学生が学生のうちにやっておくべきこと、やってはならないこと。

近年、就職したくない大学生というのが増えてきているそうです。

君たち、一体何のために、高い金を払って大学に行っているんだ。働け!そして経済を動かせ!

……などと恫喝してやりたいところですが、かくいう僕も就職をしたくない大学生でした。

就職などせず、週に30時間ほどのバイトをしつつ創作活動に勤しみたいと考えていたのです。

しかし、奨学金の返済などをよくよく考えてみると、実家暮らしでもないので月収が最低でも十六万ほどはないと生きていけないということに気付いて泣く泣く就職をしました。

そうして、社畜生活に入ってしまったわけなんですけど、卒業してから初めて学生のうちにやっておくべきだったこと、やってきてよかったことに気がつきました。そんな僕の後悔も交えつつ、働かずにすむ……とまでは大仰な言い方だが、社畜として生きなくてすむよう大学生のうちにやっておくべきだったことを述べてみようと思います。

①アフィリエイトを仕込め

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もうこれは高校生のうちからやっておけ!というほど早めにやっておいたほうが良いです。
僕は社会人になってからブログをいくつか立ち上げました。三ヶ月ほどで月に1万円の収益をあげれるようになりました。一年間で見積もって12万くらい。ちょうど良い小遣いになっています。

しかも、あまり更新もできないので、月に何回かの更新しかしていないサイトもあります。雑記の部分だけこの「はてなブログ」でやっているという感じです。

ブログって儲かるの?って人は、ググってみてください。

実際にこの「はてなブログ」を使って初任給以上の収益を上げている大学生もいますしね。

時間のある学生なら、ブログ経営について勉強していけば一ヶ月に10万PVとかのサイトを作るのはそう難しいことではないでしょう。

毎日良質の記事を作っていけばアクセスは自然と増えてきますしね。できれば専門サイトが良いですが、雑記でも結構アクセスを伸ばせますよ。この「TEAMサイバー遊民」は開設してからまだ二ヶ月も経っていませんが月に2000~3000円ほどの収益が発生しています。

大抵の人は1年未満でブログを辞めてしまいますが、継続して四年間続けばそれなりに知識もつくし記事数も増えて、アクセスもそこそこ稼げるサイトになるでしょう。

ブログは良質な記事数が増えれば増えるほど右肩上がりでPV数も収益額も増えていきますからね。もちろん個人での頭打ちはありますが50~60万PVまでは右肩上がりで伸びるものです。

アフィリエイトでコツを掴んだ人が、月40万~50万ほど稼ぐという話は嘘ではありません。

僕自身、最初は40万も稼げるなんてホンの一握りだと思っていたのですが、やってみて頑張れば40万くらいまではいけるかなあと思いはじめています。

40万までいかなくとも月に10万の収益があれば、楽なバイトをしつつ遊んで暮らせるしね。

もしかすると、毎日1~2時間ブログを更新するだけで、後は遊んで暮らせる生活になるかもしれない。

僕は大学生のときはほとんどブログをやっていなかったので、4年間のうちにやっておくべきだったと今更後悔。

あと中学生の頃からサイトを運営していく技術があったのだから、何度もサイトを潰しては立ち上げてを繰り返さずに改良改良でドメインパワーや読者を蓄積していけばよかったなあ。

②無意味にバイトをするべきではない

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大学生はバイト三昧というイメージがりますが、もし週4とかでバイトに入る予定なら考え直したほうが良いです。

 なぜなら、大学生の一番の資本は時間だからです。

親がせっかく高い金を払って買ってくれた四年という貴重な時間を、バイトは低いレートで再び金に還元しているにすぎません。

時々、在学中にバイトで百万円貯めたとかいう人に合いますが、ほんと勿体ないことをしているように思います。

それなら、惰眠を貪って自分のために使ったほうが幾分かマシです。

本来であるならば、その大学生という時間を使って将来のための仕込みをやるべきなのです。

今の僕ならブログ運営で、あまり頻繁に更新をしなくても収益化が望めるストック型のサイトをこの四年で完成させます。

バイトなど週に1~2回入れば十分なので、多めの出費の時はバイトを少し増やす程度にしておくか、普段から節約してお金を貯めておいたほうが良いです。派遣のバイトなどに登録しておけば急な出費でも安心です。

③営業系のインターンに行くと良いかも

これは、就職に有利になるとかそんなのではなく、社会の構造というものを知るべきという意味です。

学生のバイトはたいていレジかキッチンかのどちらかのように思えますがインターンでは営業として数字を見れたり、受注から製作して納品などといった会社の一連の動きを見ることができ、そこに関連した下請け会社などの動き、つまりは、業界の流れの一端を実際に働いて見ることができます。

就職をしないということは、どこかで副収入を得たりしなければならないわけで、そのために必要な需要と供給の感覚というものをインターンで身に着ける必要があると僕は考えます。

どこにどんな需要が発生していて会社が儲かっているのか。
これはブログでアフィリエイトをしてみようって思い立った時にも必要だし、会社で起業しようって時にも必要で、お金を得るためにこの感覚は絶対的に必要なものなのです。

生来の商売人でも無い限り、この感覚というものは考えの上では分かっていてもなかなか身につくものではありません。社会人になって少しずつ養われていく感覚だからです。

当然インターン程度で全て見につくわけでもありませんが、ふと耳にしたワードが自分の中の何かにひっかかってビジネスチャンスになる。意識してインターンで学べばそんなアンテナを立てることはできるようになるかもしれません。

なんだかんだ言って、僕は営業として就職して視野が広がったし、需要と供給、あとビジネスに関する知識や考え方が身についたので良かったと思っているのです。

④海外旅行…できれば留学をするべき

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月並みなことをいうようですが、これは必要だと思います。
できれば、インターンが終わった後が良いですね。

週四十時間の労働をきっちり守ってアフター5を有意義に過ごす外国の文化に触れて、自由に生きるとは何かということを考えるべきです。

日本より経済で劣る国が、なぜ日本より活気に溢れているのか。
インターンに行き、つかれ切った社会人たちを見て、海外の人々の暮らしに触れると
働く事に対しての固定的な観念――具体的には、

・長時間労働
・有給が取りづらい
・残業
・仕事とプライベートの混同

など日本ではほとんどの会社であたりまえとされているこれら日本企業で働く事の阿呆らしさを理解させてくれるでしょう。

って海外に留学経験のある行く友人が言ってました。

僕?

僕はこの前初めて海外旅行で台湾に行ったばかりだよ!

できれば、留学で英語や中国語をきわめて海外企業に勤めると社畜にならなくてすむね。僕は就職面を除いては日本が快適に感じるので出て行くつもりはありませんが。

⑤仲間を集めろ/仲間を育てろ

さて、いざ何かビジネスアイデアが思いついたとしても、基本的には人手がいるものです。いくら画期的なアイデアを思いついたところで、乗っかってきてくれる仲間がいなければ大抵の場合は頓挫してしまうでしょう。

例えば、Googleの情報に特化したポータルサイトを作ろうと考える。

これからはgoogle grassなどの商品も発売されるだろうし、なんだか伸びそうな分野ではあります。

調べてみるとAppleに関しては「Apple mania」みたいな情報ポータルサイトは多々あるけれどもGoogleのものはまだこれといったものは少ないみたい。

Googleの情報やニュースに関しては毎日数件のアップデート情報があったり新しい機能なんかが発表されています。これらをまとめるサイトを作れたなら、相当アクセス数も稼げるでしょう。

しかし、人手が圧倒的に足りない事に気付くでしょう。

 こんな作業、一人で毎日ってほんときついぞ!

そこで、友人に協力を仰いでみます。

ところが、友人はWordpressひとつ使えません。それどころか、基本的なSEOの知識やHTMLさえ怪しい。

となると、友人を自分好みに少しずつカスタマイズしなければならないわけですが社会人にもなると、そんなことができなくなります。皆それぞれの地位や役割を持ってしまっているからです。暇もありませんしね。

なので、互いに何でも持っているスキルとかを自然に伝授し合えるような、そしてそういったことに意気投合できるような、そんな関係の仲間を学生のうちに作るべきなのです。

それか、教育が面倒ならばそういった仲間を集めるのが手っ取り早いでしょう。

アフィで莫大な利益を上げるまとめブログ。それを軌道にのせて法人化している人々。いわゆる「会社ブログ」というのは、大学のサークルで経営されていたものが多いとききますしね。

大学生でそういったことをやりたがっている人って多いと思います。昔はそういうのはmixiで探してたんですけど、今は何で探すんだろう。

僕はここに失敗したと思う。

ある程度同じだけのスキルがあって、同じ感性を持っていて意気投合できる人間なんて人生の中で一人しか出会えませんでした。

⑥マーケ本を読め

この本は電通本社に仕事で向かった時、フロアに宣伝パネルが出ていたのを見て「ちょっとバズらせといてに対応できる」みたいな謳い文句が気になって購入したものです。

マーケ本では上記の「インターンに行くべき」で述べた事をもっとよく理解することができます。マーケットのアンテナを立てておけば、それが収入に繋がるのです。

……というのもありますが、僕がマーケ本を読もうと思ったのはとある有名ブロガーの方が

「アフィリエイトノウハウみたいな本を読むよりは、マーケ本を読んだ方が100倍良い」

とブログで発言していたからです。

そして、僕がアフィリエイトで収入を得られるようになったのもこの本から得た発想に起因しています。だからこそ大学生のうちにマーケ本を読むべきだったと後悔しているのです。

⑦夢を追え

大学の四年間は自分のスキルを磨きぬく四年間であるといっても過言ではありません。

僕は小説ばかりを書いては投稿していました。

夢があるならとにかく燃え尽きるまで挑戦しておくべきです。

⑧大学生っぽい事は全てやれ。ただし一年以内で

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さて、せっかく大学生になったんだし、サークル活動に彼女を作って毎日を楽しみたい! バイトに勤しみ、授業をさぼって惰眠を貪る。

夏休みも、なんら実りの無い一日を過ごしたり、一日十六時間ネトゲしてみたり。

もちろんそれも大学生の経験として必要なことなのでおおいにやるべきです。

大学生の体験というものは大学生でしかできません。

大学生っぽい恋愛は大学生にしかできないし、毎晩のように飲み会なんて阿呆なことも大学生のみぞできる諸行です。

せっかく大学生になったのに、そんな体験をしないのは勿体ない。是非楽しむべきです。

しかし、それで何が手に入るかを考えたとき、まあ一般的なごくごくありふれた大学生の体験しか手に入りません。サークルや実行委員会に顔を出すのも良いでしょう。しかし、それのみに四年間を費やす必要はないのです。

四年間一つのサークルに従事して得られる友好関係は残念ながらそこまで広がりません

ですが、大学の外に目を向けたとき、およそ大学生のコミュニティというものは大学外で無限に広がっていきます。SNSでオフ会に参加してみるのも良いでしょうし、外部サークルに所属するのも良いでしょう。

そういったものに参加するとき、大学生というステイタスは非常に便利だからです。

友好関係を無制限に広げることが良いとは限りませんが、何か収入を得るための活動をするにあたっては、広く顔が利く方が良いです。

もしかするとその中から、真の友人と言うものが見つかるかもしれませんしね。

社会人になると、めったなことがない限り友人はできません。何故でしょうかね。

⑨投資の勉強をしておいた方がよい

為替や株です。

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そんな投資を行える資金を大学生が持っていないのは当たり前ですが、最近ではmini株やFXでは1000通過単位からの取引も増えてきています。

勉強をしておくに越した事はありません。
もし、僕のように社畜になってしまったとしても、投資の勉強をしておけばボーナスが出たときに投資で道が開けるかもしれませんしね。

実際、90%の人が儲かるって言われてたアベノミクスの時に、株やってた周りの人は云百万と儲けて、僕は株をやっておけばよかったって後悔しました。
それで2014年の黒田緩和の時にはFXで大きく儲けましたけど。

ただ投資のメンタルが鍛えられてなくて全力でいけませんでした。全力でいってたらリタイヤできたなあと悔やまれるばかりです。

もっとはやいうちから相場に触っておけば全力でいけたのに!

⑩親を大切にする

たまに例外もいますが、親というのは基本的には子供のみかたです。
どうしてもお金が必要だと正当な理由をつけて、頭を下げれば普通の親なら30~40万くらいはポンと出してくれるものだし、何があっても最終的にケツを持ってくれるのが親というものです。

別にお金をぽんと出してくれるから大切にしろってわけではないよ。

親がいるだけで、心強いし、失敗を恐れずいろんなことにチャレンジできるってことです。

しかし、親というものは大学在学中に片方がぽっくり死んだり、病気になったり、事故で生死をさまよったりするものです。

私も、卒業間際に父親を亡くし、母親は元々いなかったので、ほとんど孤独の身となりました。

まあ、もう大学生っていい歳だしね。

後悔のないように、とだけ最後に綴っておきます。

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