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ルームシェアをする時に気をつけたい6つの注意点。ルールやお金について

今年でルームシェア5年目になりますが、その経験から決めておいたほうが良かったルールや、注意するべき点というのを、今更ながら反省しつつも綴っていこうと思います。

①賃貸は案外みつかりにくいから早めに探し始めよう

まず、賃貸についてです。

シェアハウスではなく、ルームシェアとなると2~3人くらいで住む事になると思いますが、基本的に人数が多く、広くなるほど物件は決まりにくいです。

ベストは友人と二人で暮らすことです。

さらにイージーに借りられるのは、兄弟です。

そもそも、ルームシェアを嫌がるオーナーも多く、物件を見つけるのは難航します。

部屋を貸してくれる優先順位的にルームシェアは家族世帯よりも下で、一人暮らしで2LDKを使いたいという人よりも下です。

オーナーの立場からすると、「暮らしてみたら、居心地が悪かったとか言ったり、ケンカ別れしてしまうかもしれないルームシェア」より、家族世帯やちょっとリッチな一人暮らし、結婚前の同居カップルなどを入れたほうが、安定してしばらく住み続けてくれる可能性が高いのですから。

ですから他の申し込みがあったときに、まずルームシェアは勝てません。

貧乏な大学生や新社会人とかが集まって住むという目的でルームシェアを考えている人も多いでしょうが、契約に対してもルームシェアは面倒くさいです。

まず、学生の場合ですが、学生は安定した収入がないため、たいていの場合は親の名義で部屋を借りる事になります。

そしてルームシェアをするもう一人の親を連帯保証人につけるのです。この時点で二人の親を巻き込むことになりますし、片方の親の年収がかなり低いと審査で引っかかって別の保証人を探してくださいという話になります。

これが3人で暮らす場合の3LDKなら、4LDKならとなってくると、保証人や借主などに求められるグレードはどんどん上がっていきます。ですから、人数が増えるほど契約は複雑になり、借りにくくなるのです。

社会人の場合の契約はもう少しシンプルで、借主は本人名義、連帯保証人をどちらかの親、もしくはどちらともの親という形で借りられます。

ただし、どちらかが社会人でなければ借りるのは難しいでしょう。

ということもあって、だいたい引越しの2ヶ月前には動いておいたほうが良いでしょう。気に入った不動産業者に向かい、そこで担当をつけてもらって、「この物件はどうですか?ルームシェアできますか?」と探したほうが良いです。

基本的にネットに載っている物件のURLを送ると、担当者が交渉をしてくれます。

他の不動産業者が管理していても交渉してもらえるので、担当がついたらルームシェアしたい物件を探してURLを送りまくりましょう。

最初からルームシェア可と書いてある物件も最近は増えてきているので、それで探してみるのが最も手っ取り早いかもしれませんね。

②部屋は各自独立が絶対

俺はリビングで寝るから1LDKでいいや!

みたいなのはやめましょう。

基本は一人一部屋+共有スペースです。

ですから、二人暮らしは3Kもしくは、2LDKにするべきです。

一人になれる部屋は大事です。部屋を出るときに隣の部屋を通らないと出られないとか、パーソナルスペースがない環境は絶対にやめましょう。

仲が良い友人といえども、他人です。家族ではありません。

仲が良くても常に顔を合わせていればストレスがたまります。

③作るべきルールと曖昧にしておくべきルールについて

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お金についてのルール

お金!これは絶対に作っておきましょう。

・家賃を管理して(請求をしたり)期限に遅れないように払う人など

・ガス代や電気代などを請求したり期限に遅れないように払う人など

・人数が多いと、月3000円で!みたいに定額制がいいよ

・二人だと折半がいいよ

・「お金を払えないときはどうするか」を決めておいたほうが良い。

・お金の貸し借りは、基本的にしないほうが良い

ゴミだしや洗濯など家事についてのルール

「気が付いたときにやる」というルールでは、「なんか自分ばっかり洗濯やってね!?」という不満に繋がります。必ず。

そうすると、ふとした際にケンカになりかねません。

ですから、それぞれのスケジュールをきいて分担でやるか、個人の洗物は個人で管理して洗濯機を各自でたまったらまわすという方式にしましょう。

また、洗濯などは雨の日にできなのですが、何人かで暮らしていると洗濯物はものすごい速さでたまっていきます。部屋でも乾せる環境を作っておきましょう。

シェアスペースについてのルール

これは絶対に決めておきましょう。

僕はここをいい加減にしたため、ストレスがたまってます。

・リビングで寝ない

・テレビを付けっぱなしにして寝ない

同居人に注意したいですね。

全く自分の部屋で寝ないし、音がないと寂しいのか寝るためにテレビをつけて朝まで付けっぱなしにしていますから。

リビングは共有のスペースです。

寝ている人がいると気を使いますし、場合によってはイライラします。

テレビも付けっぱなしにして、寝ていたり席を立つと、見ているのか見ていないのかわからず、自由にチャンネルもかえられません。

曖昧にしておいても良いルール

・恋人について

これは結構曖昧でも良いと思います。

これは相手によるものなので。

もうベッタリでリビングでずっとくっついて離れないし、話をふっても自分達の話しかしない人間だとけっこうイライラしますね。

社交性のある人だと、一緒に桃鉄とかして遊んだり、みんなでご飯を食べにいったりして「また、遠慮せずに遊びにきてね!」って言って来るのが楽しみになったりしますが、クソだと「来ても良いけど、部屋から出てこないでほしい」と思います。

・誰が誰のものだとか

基本的に個人的に使うもの、使って欲しくないもの部屋の中、リビングに出ているそれ以外のものは勝手に使われても仕方がないという大雑把なルールで良いでしょう。

勝手に使われて嫌であれば自分の部屋に片付けるようになりますし。

冷蔵や冷凍が必要なものは、名前を書いて冷蔵庫にいれておきましょう。

・ごはんについて

これも案外てきとうで良かったです。

結局飲みに言ったり、恋人のところにいったりで、あまり家で揃ってご飯を食べるということもありませんでしたし、社会人になると帰りがそれぞれ別なので、気分で食べて帰ったりバラバラですから。

ただ、一緒にいるなら「ご飯たべるなら作るけど?」くらいの気は使ったほうが良いのは確かです。

自分の分だけ作って目の前で食べられてもイライラしますし、もっと最悪なパターンは一人はいつも一緒にいるときは作っている野に対して、もう一人は自分の分しか作らないパターンです。

こういう気がきかないし、自分さえよければ良いという、感覚の違いがある人間とはそもそも一緒に暮らさない方が良いです。

④スケジュールを伝え合おう!

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これは友人を呼ぶ際にも役立ちますし、ゴミだしの当番などを決める際にも役立ちます。

旅行に行って何日かいないとか、彼女の家に泊まりに行っていてしばらく帰らないと、心配になります。

スケジュールを伝えておくと、「だったらご飯を作っておいてやろう」とか「テレビを録画しておいてやろう」とか気を利かせてくれることもありますしね。

相手が出かけていることを確認しておくことも良いですが、せっかくルームシェアをしているのですから、暇な時間を合わせて遊びにいったり、飲みにいったりもできます。それに一緒に暮らすのに、くだらない事でもいいので、話し合いをするというのは大事です。

一週間、暗い顔をして、「あーうん…」とか生返事をしてみればわかると思いますが、なんだか相手も居心地がわるくなってすぐ険悪になりますよ。

ですから、スケジュールを伝え合ったりすることで会話をするきっかけをたくさん持つようにしましょう。

⑤共有のお金は絶対に作ろう

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「消耗品など気が付いたら買う」というルールにしていては、「あれ?なんかシャンプーもコンディショナーもボディーソープも洗濯洗剤も自分ばかり買ってない?」と不満が募ります。

気が利かない人間や、貧乏人はこういったものに積極的にお金を出したがりません。

結局住みよい部屋作りをするために、自分だけが台所用の棚を買ったり、シャワーヘッドや浄水器など共有で使うものを買って、ただでクソ貧乏人がその恩恵を受けるだけです。

ですから、一人につき月に1000~2000円徴収するようにして、共有の財布を作りましょう。

そして共有の消耗品はその財布からお金を出す事にすると良いでしょう。

共有の貯金もしておこう

万が一、何かあってお金が払えないというときに、そこを補填するため、皆で月に1000~2000円づつ貯金しておきましょう。

家賃以外でも、急な出費というものはつきもので、お金が不意にたりなくなるということはしばしばあるものです。

その時に、このお金から少しだけ借りて、「次の月に必ず返す」ようにしましょう。

すると、「今月ごめん、ちょっとガス代払えないからこの貯金から少し借りるわ!」と言ったように、借りる前提のお金なので、借りるほうにも個人的に借りるよりは借りやすくなりますし、自分だけが負担しているわけではないので、貸すほうも月に1000~2000円ほどですし、負担になりません。

一年間ためると、2人なら3万円ほどになります。

ぱーっと忘年会として飲んでもいいし、そのまま貯め続けてもいいでしょう。

物件によっては出るときにお金がかかる物件もありますし、引越し代など引っ越す際の出費として最後は使っても良いでしょう。

リビングにテーブルがほしいぜ!

ってなったときに、使ったりしてもいいですしね。もちろん旅行でもいいです。

皆で話し合って使えるお金があると、結構ルームシェアって楽しくなりますよ!

⑥声をかけよう

上でも少し書きましたが、ムスっとして怒っている人間がリビングにずっといるとこっちも居心地がわるくなります。一緒の空間にいる人間が、黙って一言も発さないと、気を使いますし、関係はすぐに険悪化していきます。

朝おきてしかめっ面で黙ってリビングの席につくのと、眠そうだけど「おはよー」と軽く声をかけるのでは相手の印象は全く違います。

一緒に暮らすのは、家族ではありません。(兄弟ルームシェアの場合は別ですが)

あくまで友人です。

一緒に暮らしていくうちに家族のようになっていくかもしれませんが、家族でも気を使ってもらえると嬉しいものですし、気が利かない人にはイライラするものです。

何かをやってもらったときは「ありがとう」や寝る前は「もう寝るわ!おやすみ」と一言かけるだけで、良好な関係を保っていく事ができます。

これはルームシェアを始めたばかりの頃か、始める前に決めておきましょう。

一度グダグダになってしまうと、新しくルールを作るときに人は「締め付けが強くなった」=「居心地がわるくなる」と考えてしまいます。

それでは良いルームシェアライフを!

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