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【レビュー】ロジクールC922nのウェブカメラを購入!テレワークにもYoutubeにも使えておすすめ

この度Webカメラを導入しました。

というのもノートPCにカメラはついているんですけど、テレワークになってからはデスクトップPCを使った方が圧倒的に効率が良いのでデスクトップ環境ばかり使っているのですが、デスクトップにはWebカメラがなくWeb会議をするたびにノートPCを起動するという結構面倒くさいことをやっていたりしました。

あと、デスク回りのYoutubeなどのちょっとした撮影で使える高画質のカメラという部分でも使えたら良いなと思って購入しました。

導入してみて、思ったのは「早く買っておけば良かった」ってことです。

Webカメラって15~16年くらい前、まだ一般的にノートPCにカメラがついていないのが普通だった時代、友達とテレビ電話をするために買ったきりだったんですけど、最新のやつはノートPCとかについているのとは全然違いますね。Web会議でほとんどの人は画質ボケてたり白っちゃけたりしているんですけど僕だけくっきり高画質ですwww

ロジクールC922nのレビュー

Logitech C922 Pro Stream Webcam ロジテック プロ ストリーミング ウェブカム Webカメラ フルHD1080p [並行輸入品]
Logitech C922

amazon上ではC922には2種類あるようなのですが、C922nとC922 PROの違いが正直わからなかったためC922nを購入しました。スペックを見る限り同じなのですが、値段はPROのほうがだいぶ高いです。

調べたところC922というブランドは2016年ごろの発売で、そのころはC922とC922PROとでスペックわけがされていたのかと思います。そして2019年にC922nという新装版がでたようで、このときPC922というブランドはPROのスペックのほうで統一されたのかと思います。なのでamazonで売っているPROの方は2016年発売のPROのほうかと思います。コスパを考えると圧倒的にC922nの方が良いのでこちらを購入することをお勧めします。あくまで推測なので違ったらごめんなさい。

今まで使っていたノートPCのカメラ画質との比較

それでは今まで使っていたノートPCとの比較をします。

今まで使っていたPCはsurface4というノートPC。6年ほど前に発売された古いPCです。

今回スペック比較のために使ったツールはこちら

ウェブカメラテスト

というカメラのスペック検証のサイトです。

surface4のカメラ性能

ウェブカメラ名: Microsoft Camera Front
品質評価: 191
埋め込みマイク: None
内蔵スピーカー: None
フレームレート: 30 FPS
ストリームタイプ: video
画像モード: rgb
ウェブカメラMegaPixels: 0.92 MP
ウェブカメラの解像度: 1280×720
ビデオ標準: HD
アスペクト比: 1.78
PNGファイルサイズ: 1.33 MB
JPEGファイルサイズ: 770.75 kB
ビットレート: 22.47 MB/s
色数: 39675
平均RGBカラー:  None
明度: 51.18%
光度: 49.98%
輝度: 50.46%
色相:
飽和: 5.22%

c922nのカメラ性能

ウェブカメラ名: c922 Pro Stream Webcam
品質評価: 897
埋め込みマイク: None
内蔵スピーカー: None
フレームレート: 30 FPS
ストリームタイプ: video
画像モード: rgb
ウェブカメラMegaPixels: 2.07 MP
ウェブカメラの解像度: 1920×1080
ビデオ標準: FHD
アスペクト比: 1.78
PNGファイルサイズ: 2.56 MB
JPEGファイルサイズ: 1.23 MB
ビットレート: 37.29 MB/s
色数: 209304
平均RGBカラー:  None
明度: 52.75%
光度: 52.23%
輝度: 52.68%
色相: 336°
飽和: 2.07%

注目するべきは総評の品質評価が 191と897と4倍以上違うこと。

カメラ解像度も違えば、ファイルサイズも違います。

c922nのほうはオートフォーカス機能があるので、ノートPCの方は全体的にのっぺりとした画像の質感ですが、c922nは後ろのゲームパッド以外はボケていて立体感が出ています

さらには明るさ補正があるせいなのか、全体的にノートPCの画像よりも明るく見やすくなっています。

ロジクールC922nのスペックと特徴

画質に関しては下記の通りです。

画質

  • フルHD 1080p/30fps
  • HD 720p/60fps

一応、フルHD 1080p/30fpsが使えるWebカメラは現在2021年時点では、ミドルクラスのWebカメラになります。

4K対応というWebカメラもありますが、2~3万円ほどするのと4Kを使う機会は現在ほとんどないかと思います。

スペック

  • 対角視野:78°
  • オートフォーカス:あり
  • 自動光補正:RightLight 2
  • ノイズキャンセリングマイク:全方位マイクx2
  • 接続:USB-Aプラグ&プレイ
  • ケーブル長:1.5m
  • 三脚:あり
  • プライバシーカバー:あり

特徴的な機能は自動光補正と60 fps @ 720pの超高速フレームレートあたりでしょうか。

60fpsと30fpsだとだいぶ映像の質が違うのでこだわりたいなら60fpsは魅力的ですね。

自動光補正は自分はかなりあっていると思います。結構薄暗くスポットライトで雰囲気を作っているので自動でちょうどいい感じに補正してくれて助かっています。

マイク性能

マイクは本体の左右についているステレオマイクです。

正直配信をベースに考えている人は、別途マイクを持っているかと思うのでそちらを使う方が良いでしょう。

Web会議などで使う場合は、PCやモニターに付属のマイクよりは音質が良いのでこれを使うと良いでしょう。

ドライバーはUSBを指したら勝手にインストールさるので簡単に導入できます。

マイクでの音質

FIFINE T669というUSBマイクで撮った音声です。

c922nの音声です。

裏で洗濯乾燥機をまわしているのでc922nのほうではその振動を拾っていますね。音質としては、すこしこもっています。

ロジクールの他Webカメラとの比較

logicoolは多くのWebカメラを販売していますが、その中でも同列のc〇〇というシリーズで比較していきます。

おすすめはこの4つ

ざっくりと説明すると

  • C270は3000円ほどで買える入門向けのWebカメラ。一番安い。C310やC505とはそれほど変わらないのでこっちを買った方が良い。
  • C920はC922より少し劣るミドルクラスのWebカメラ。720pで30fpsの配信が可能。Web会議だけで使う場合だとコスパはこっちの方が良いと思う。
  • C922は今回紹介するもの。ミドルクラスのWebカメラ。720pで60pfsの配信が可能。配信や動画撮影に使うなら断然こっち
  • C980は最新のハイスペックWebカメラ。フルHD 1080p(60fps)での配信が可能。C922nを買った当時はまだ発売されていなかったので今ならこれを買うかもしれない

とこんな感じです。

スペックに関してはこちらの比較表を参考にしてみてください。

 

専用ソフトウェアで録画が結構使える「Logicool Capture」

Logicool Captureという専用のソフトウェアでコントロールを行ったり、ゲームプレイの画面とカメラ映像の合成などを行ったりできます。

主に使える機能は5つ。

1)複数のソースから録画:カメラ映像とスクリーン、カメラ映像とカメラ映像など、2種類の映像ソースを簡単にピクチャーインピクチャーで合成できます。

2)モバイルデバイスでの表示用に縦方向のビデオを作成:9:16の縦型映像を作成することができます。

3)YOUTUBEへのライブストリーミング:編集した映像を、別途エンコーダを通すことなくYouTuberに配信することができます。

4)スタジオスタイルのコントロール:クロマキー合成ができる他、フィルターの適用、トランジション効果の調整、境界線の太さと色の変更が可能です。アプリを離れずに静止画像を撮り、マイク入力音量を調節することもできます。

5)カメラのカスタマイズ:撮影範囲、アスペクト比、解像度、ホワイトバランス、オートフォーカス、フレームレートの変更ができます。

複数のソースから録画

ソース1をYoutubeの画面を選択

ソース2をC922nを選択。

下の方にある画面結合のボダン(左から4番目とか)を選択すると、Webカメラの映像を画面のキャプチャー上に合成することができます。

下の真ん中にある●ボタンを押すとこの画面を録画することができます。

モバイルデバイスでの表示用に縦方向のビデオを作成

モバイルデバイス用の動画を作成することも可能です。

作成方法はカメラの解像度を1080×1920に変更するだけ。こちらも2画面を合成して録画することができます。

他にも1080×1080のスクエア型などでも作成できます。

OBSを使ってのゲーム実況やZOOMを使ったWeb会議のカメラソースに使える

OBSやXSplitに対して「Logicool Capture」をカメラソースとして認識させることが可能です。

もちろんZOOMのWeb会議でもカメラソースとして使うことができます。

やり方は簡単。「Logicool Capture」を起動して設定した状態でカメラのオプションからLogicool Captureを選択するたけ。

例えばZOOMだったらこんな感じです

ビデオソースをLogi Captureに設定するだけです。

これで、ZOOM中にYoutubeを楽しんでいることが一発で気づかれますw

まあOBSの場合はOBS内で設定すれば良いだけなのですが、キャプチャーの細かい設定はできないので、細かく設定するなら

【Logi Capture】をカメラソースにして、カメラの光やFPS設定などはこちらで調整。文字やそのほかの部分はOBSで設定するというのが最適だと思います。

スタジオスタイルのコントロールでホワイトバランスの調整やクロマキー設定をしよう

クロマキー合成などもこちらで設定できます。後述しますがChromacamというクロマキー布を使わなくても人物を切り抜いてくれるソフトもありますが、結構雑です。

雑設定なら良いのですが丁寧にやるならクロマキー布を使った方が良いでしょう。

かなり雑ですが、クロマキー布をバックにしてみました。

影を飛ばすライティングなどしていないのと、長らくつかっていなかったのでシワどく、本格撮影にはちょっと使えないかなという状態です。あと夜やっているので暗い。

ホワイトバランスや露光調整をしてチラつきが最低限に抑えられるようにセッティングすると良いでしょう。

これをOBSで設定するとこんな感じになります。多少チラついていますが、ちゃんと切り抜けていますね。ライティングをちゃんとすれば粒子は消えるのでチラつきもなくなると思います。

Chromacamという自動クロマキーソフトは案外使えない

Chromacamという自動クロマキーソフトに最適とあるのですが、これは正直使えません。(公式サイトでもこれがつかえてめっちゃ便利とか書いていますが)

要するに、クロマキー布などを使わなくても、人物を判定して切り抜いてくれるという機能なのですがクロマキー布を使った切り抜きとは雲泥の差があります。ちょっと雰囲気それっぽくしたい程度の人ならいいかもしれませんがちゃんと動画撮影とかしたいという人には向いていません。

ほい、このレベル。

夜遅くに撮ったので無精ひげですみません。髪も切り抜きがあいまいすぎてボコボコ。亀頭みたいな形になってます。指も親指とか人差し指半分消えてるし何だったら指の間から背景が漏れちゃってます。

かなりクロマキーに近いシンプルな背景だったら使えるかもしれません。白一色の壁が背景にあるだけとか。

ただ、クロマキー布を使ってもこれくらいの粗さなので、あまり使えないですね。正直Logicool Captureを使った方がましです。

まとめ

そんな感じで今回はロジクールC922nというWebカメラをレビューしました。

個人的にはWeb会議での画質が良くなったのと、ちょっとしたデスク回りでの撮影がこれ一つでできるようになったので満足しています。そのうちゲーム配信とかもこれでやりたいですね。

ちょっと悲しかったのはChromacamが予想以上に使えなかったことですかね。まあ背景透過は使えたら便利ですけど、まあ使うあても今のところないのでこれでいいかなとは思います。

 

 

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