今さらながらmac pro2008をオークションで安く購入した。
理由は3つほどある。
①動画処理が楽になるPCがほしい。
②アプリを作りたいのでmacが必要。
③3Dにも挑戦したい(できたら)
ブログを書いたり、簡単なコーディングは今のノートPC、会社支給のPCを使ってできるし最悪タブレットやスマホでもできるなあと思っているのだが どうにも家でがっつり作業する系の動画編集・DTM(最近はいじってない)などスペックを必要とする作業がもう厳しい。
1年ほど前にゲームアプリの会社に転職したこともあって、担当はマーケティングだけど副業でアプリ開発を行いたいという思いから、macの必要性を感じており、予算もないので中古で検討していたのだ。
最初はオークションでmacbookproを考えていたんだけど、スペックと予算を考えるとデスクトップが良いだろうということになった。
どうせ、持ち歩かないし。
どうしても部屋を飛び出していじりければリモートでいいやって結論。
imacあたりを考えて探していたんだけど、時と運のいたずらか整備されたmac pro2008が格安で出品されているのを発見。
スペックは以下の通り
CPU:Xeon5482 3.2Ghz(クアッドコア)×2の8コア
メモリ:16G
GPU: NVIDIA GeForce 8800GT
Xeon5482 3.2Ghzは12 MB L2キャッシュだが、まあ今でも戦えるだろう。
CPU自体の値段としてはXeon5482 3.2Ghzが中古で一つで2000円くらいだろう。二つ積んでいるので5000円くらい。9年落ちだもの。
まあこのCPUでもスペックとしては動画をいじったり、DTMをいじったりする分には足りていると思う。
足りないのはグラフィックの能力だ。
GeForce 8800GT 512MB
VRAM容量512MBって当時では良かったかもしれないが、現在でいえば結構なカススペックだ。
僕の求めるスペックには全然足りていない。ただ、これに2012~13年発売のグラフィックボードを積めば最低限のスペックには足るなという確信もあり、macpro2008にグラボを積み替える方向でmacを手に入れることにした。
「macpro2008 グラフィックボード 交換」などと調べてもまだまだ現行で戦えるスペックだ!というレビューがいくつか見つかり、安く済むならばそれでいいや!と思い購入にまで至った。
もうちょっと探せばimacの2012あたりを手頃な値段で探せただろうけど、オークションは本当に時間と運に左右される。はやくmacを手に入れないことには開発もやりたいことも遅延しまくるので取り急ぎ2008を購入することにした。
とりあえずブログやアプリなどでこのmacpro分の投資回収をしなくてはね。とモチベーションを無理やり上げる。
とはいえ、最新のmacbookproもほしいので2年ほどでなんとか回収したい。
おすすめできない点があるとすれば、OSアップグレードができないというところ。2008はアップグレード対象外になっているのでOSX 10.11 El Capitanが最後のOSアップデートになるだろう。
まあ、現状 El Capitanで良いし、アップデートしないと次のadobeソフト使えねーじゃん!みたいな緊急性もなければ、現状のソフトの機能でしばらく戦っていくつもりなので、このあたりは気にしない。さらに言ってしまえばサポートがなくても無理やりアップグレードする方法もあるといえばある。
グラフィックボード選び
考えていたグラフィックボードは以下の通り(2017年現在)
・GTX960 4GB(2015年くらいの発売)中古価格10000~15000円
・GTX750Ti 2GB(2014年発売)中古価格8000-10000円
・GTX760 2GB(2013年発売)中古価格6000円-8000円
・GTX 650Ti 1GB(2012年発売)中古価格4000円~5000円
あまり詳しくないのだが、ざっくり調べた感じだと候補にあがったのはこんな感じ。
安くてとりあえず動けばいいやと思ってGTX650Tiにしようと思ったが、VRAM1GBしかないしコストパフォーマンス的にはGTX760が一番いいのかもしれないと思い、2000~3000円くらいの違いなら…とGTX760を選択。
GTX750Tiも気になるが予算的にGTX760に落ち着いた。下のGTX 650Ti から見て価格は倍になるので。それだったら思い切ってGTX960を買いたいが、予算オーバーになる。松竹梅の竹という無難なコースだ。
たぶんグラボが壊れない限りはこれ以上のアップデートはない、最初で最後のカスタムになる。もしかするとメモリを32Gにすることはあるかもしれない。
ドライバのセットアップから先にやる
色々調べたところ、ドライバをアップデートしてからグラフィックボードを乗せ換えなければいけないようだ。
そうしないとドライバが対応しておらず、グラボを乗せ換えたところでモニターに出力できず画面真っ暗になるようだ。
ということで、さっそくnVidia先生から対応ドライバをダウンロード。
あとCUDAドライバというやつも入れていたほうがよさそうだ。これは最新のやつが良いらしい。
CADAドライバ
mac用:http://www.nvidia.co.jp/object/mac-driver-archive-jp.html
MAC用のドライバは「QUADRO & GEFORCE MAC OS X DRIVER RELEASE」と検索すればおそらく見つかる。OSのバージョン用のを探さなくてはならず、思った以上に時間がかかった。僕は二回ほど間違えてしまった。
オペレーティングシステム: macOS El Capitan 10.11.6と書いてあるから、これで大丈夫かと思ったらさらにそこから細分化されるんだね。
(15G1217)ってのをダウンロードしたんだけど、対応していなかった。
Mac で macOS のバージョン番号を調べる - Apple サポート
「QUADRO & GEFORCE MAC OS X DRIVER RELEASE 15G31」と検索すれば一番上に出てきた。
これをダウンロードすれば何の問題もなくインストールできた。
さて、これでようやくグラボが取り付けられる!
◆ GEFORCE GTX760 GF-GTX760-E2GHD/OC換装
購入したのは玄人志向のGEFORCE GTX760 GF-GTX760-E2GHD/OC
それ GTX760の廉価版やで!みたいなのってあるのかな?通常のGTX760であると信じている。
まずはmacの分解から。
分解方法はこちらの動画が大変参考になりました。
右側が8800GT、左が今回導入するGTX760。
というわけで早速…と思って取り付けたところ、電源供給がwinとは違うことに気がついてしまう。
そう、付属パーツはwin用の電源供給パーツのみ。mac用の別売り6ピン*8ピンケーブルを購入して準備しておく必要があったのだ。
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